REPORT

パーティレポート

大好きなパトリックでの最高の1日

コロナ第6波が落ち着いてきた
2022年4月

延期に次ぐ延期でようやく
挙式の日を迎えることが
できたおふたりの
とってもハッピーな1日をご紹介

2人と1匹の結婚式

数年前にパトリック・キソ・ガーデンでプランナーとして勤務していた新婦のKさん。現在は新郎様の勤務地、群馬県で暮らしています。

「町田から離れてしまったので駅からのアクセスが良いところなど、いろいろな式場を見ましたが、やっぱり大好きなパトリックのチャペルが忘れられなくて…。それに、自分が挙式を挙げるなら、気心の知れた同期の仲間にプランナーをやってもらうのが夢だったんです。ペットと一緒に挙式できるプランがあることも知っていましたし…笑」とKさん。

そう、おふたりの愛情を一身に受けてすくすく育った愛犬のコンブ君(1歳)が今日のもう一人の主役です。

衣装もばっちりキマッてます。

この日、コンブ君は祭壇のおふたりにリングを届けるという重要な役どころを任されました。リハーサルではバッチリ。スタッフも心配そうに見守ります。

さあ、本番です。ゲストたちの注目が集まり、びっくりしてあちこち寄り道しながらも無事大役を果たしました。

念願のチャペルで永遠の愛を誓います。

そのころ、披露宴会場のアンジェラでは、パーティーの準備が進んでいました。

一般的な高砂テーブルではなく、大きなソファーと小さいテーブル。周囲には植木やナチュラルな草花が並びます。

「ナチュラルで生命力のある草花が好きで、華やかでカラフルなお花で飾るより、パンパスグラスをメインにして森の中のような雰囲気にしたかったんです。」大人っぽくてナチュラルな華やかさのある高砂席になりました

ゲストのテーブルの中央には、まん丸のクロスペディアがアクセントの可憐な小花の飾花。高砂の森のイメージと繋がるよう、テーブルの飾花は切り株の台座にのせています。

席はアクリル板で仕切られ、消毒スプレーも各テーブルに置かれました。扉も開放して換気にも気を配り、感染対策は万全でゲストのみなさんをお迎えします。

大役を果たしたコンブ君。ロビーでゲストのみなさんに遊んでもらってすっかり眠くなった様子。

お疲れ様でした!

ともだちのトモダチは友達

式のあとはガーデンセレモニー。

おふたりとゲストがガーデンでブーケトスや写真撮影など、にぎやかなひと時を過ごします。

この日おふたりを祝福しに兵庫県や山梨県など、日本全国からゲストが集まりました。コロナによる行動制限や第6波の影響で2回も延期となり、一時は中止することも考えました。それでもあきらめなかったのは、おふたりに~ともだちのトモダチは友達~というテーマがあったから。

「披露宴って、新郎の大好きな友達と、新婦の大好きな友達がひとつの場所に集まる、ある意味人生の中で奇跡的な時間だと思うんです。だから、私たちの披露宴をきっかけに自分の友達をみんなに紹介したいし、彼の友達もみんなに知ってほしい。会場にいる全員が仲良くなってくれたらいいなという想いがありました。」と話すおふたり。だからどうしても中止にしたくなかったそうです。

そんなテーマのとおり、披露宴の冒頭は新郎新婦のプロフィール動画ではなく、ゲストの紹介動画で始まりました。

ケーキ入刀も

普通じゃない?!

Kさんがプランナーだった時、たくさんのファーストバイトを見てきました。自分たちがやるなら普通じゃないことをやりたい…。というおふたりのケーキセレモニーは、ケーキ入刀の後、直接ケーキにガブリ!とする“かぶりつきバイト”。

ケーキに顔を近づけて……えっ?!?!

なんと!新郎様の顔がケーキにズボッと入刀ならぬ“入頭”で会場も大盛り上がり!

本当はケーキにかぶりつくだけの予定でしたが、

「おもわずアドリブでやっちゃいました。この方がみんな楽しんでくれるかなって思って…!」と新郎様。とにかくゲストのみなさんに喜んでもらうことを考えるおふたりです。

普通じゃない?!プランナーが参列する披露宴


パトリック・キソ・ガーデン時代の同期の3人。今でも現役プランナーのTがこの日の挙式を担当しつつ、披露宴にはKさんのゲストとして参列しました。

~プランナーTのコメント~

「私自身、友達の結婚式を担当することがプランナーになった時からの夢だったので、こうして夢を叶えてくれた新郎新婦のふたりには感謝しかないです!ありがとう!

中座のエスコートを元同期4人で思い出の曲の中歩けたことはこれから先も忘れない素敵な思い出になりました。温かく受け入れてくれた楽しいゲストの皆様にも感謝でいっぱいです。」

普通じゃない?!ヘアーカットまでしちゃうお色直し

お色直しのために中座したKさん。急いでドレスチェンジと思いきや、ケープに身を包んでヘアメイクさんに髪の毛を整えてもらいます。

そして…、え?! 迷いなく鋏を入れていくではありませんか…!

「お色直しで髪の毛をバッサリ切って、ゲストのみなさんをびっくりさせちゃう…っていうのを、前からやりたかったんです。延期が続いてその間ずっと髪の毛を切ることができなかったから、カットしてもらっているときは『やっと切ることができる!』という喜びでいっぱいでした」

ヘアカットも終わり、ドレスチェンジしたおふたり。アシンメトリーでシックなデザインのKさんのカラードレス。新郎様のカジュアルなサスペンダー姿とのコーディネートもおしゃれです。

ワイルドフラワーが好きだというKさん。高砂にも飾られたパンパスグラスを使った個性的な花束のようなブーケが彩を添えます。

さあ、お色直し、再入場です。

再入場後はおふたりがすべてのテーブルに立ち寄り、記念撮影をして回るフォトラウンド。

ゲスト一人ひとりと言葉を交わしながら感謝の気持ちを伝えて回ります。カメラマンは新郎様の職場の先輩。実はおふたりのキューピット役だったそうです。この日は受付や乾杯のご発声など大活躍されていました。

「私たちの大切な人たちがこんなに集まってくれる貴重な機会がうれしくて…」と、余興よりも、ゲストとの時間をたっぷり作りました。高砂のソファーには入れ代わり立ち代わりゲストのみなさんがおふたりの横に座り、写真を撮ったりおしゃべりしたり、まるでリビングでくつろいでるかのようなアットホームな時間が流れます。

「後日、私の友人から送られてきた写真を見てびっくりしました。」Kさんのご友人が遊びに行った時の写真に、新郎様のご友人が一緒に写っていて、「え、なんで一緒に遊んでるの?」と驚いたそうです。

~ともだちのトモダチは友達~作戦は大成功となったようです。

さらに、「実はこの日のパトリックのスタッフは、全員私がここで働いていた当時の仲間で、すでに退職している人もいたのですが、この日のために再集結してくれていたんです。なつかしくて嬉しかったですし、何より安心できました。『チーム・パトリック』最高です!」とKさん。

この日はほかにも幼馴染からのサプライズプレゼントあり、デザートビュッフェあり、ご両親への涙のご挨拶あり…、ゲストのみなさんからも「楽しかった!」という声を多くいただきました。

パトリック・キソ・ガーデンは、普通じゃないこと大歓迎!サプライズも大歓迎!新郎新婦の門出となる1日を全力でサポートいたします。